毎回一つのテーマについてnocia / alisaがそれぞれその時の気分に合わせたモノ・コトを紹介する共同連載シリーズ。それぞれが運営する「oh,nocia」と「CLAIrmagg」、2つのメディアにまたがって連載しています。
vol.7
今回のテーマは「買ってよかったサステナブルなもの」。海外生活の中で、緩くとも自分なりのサステナビリティを意識するようになったふたりのお気に入りを紹介します。
nocia グローサリー・メッシュバッグ
人や社会、環境に配慮したサステナブルなライフスタイルを徹底!と肩肘張らず、できることからはじめよう。と、“無理なくゆるっと”ペースですが日々の行動や選択をちょっぴり意識するようになり、身の回りにはファッション、パーソナルケア、キッチン用品といった様々なジャンルのサステナブルなアイテムが増えつつあります。
満足度の高い購入品の一つとなったのが、果物と野菜用のメッシュバッグ。昨年の夏、CLAIrmag の記事で野菜が原料のバイオプラスチック素材の袋を導入しているスーパーがあるとスペイン事情を紹介しましたが(こちらの記事)、丁度その頃あたりから他のスーパーも続々とバイオプラスチックに切り替える流れに。
そこからさらに次のステップへと移行し、ほとんどのスーパーで量り売りの果物と野菜専用のリユースできるメッシュバッグが1枚 50 セント~数ユーロほどで販売されるようになったのです。
我が家はちょうど一年前から使いはじめたのですが、おかげでスーパーでもマーケットでも野菜や果物をほぼパッケージフリーで購入できるようになり、かなり重宝しています。量り売りに影響が出ない軽さで、かさばらず持ち歩くのがとにかくラク。
それに、果物や野菜の土がついて汚れてもサッと洗って乾かせる手入れのしやすさが嬉しい。薄手のわりに意外と強度もあって、今のところ破けるといったこともありません。
環境に優しくて、しかもグッドルッキングなんです!みたいな魅力はなく、 “繰り返し使えてゴミを減らせる”という実用性だけが武器の飾り気のないアイテムですが、シンプルに頼れる存在。むしろその清さがいい。
なんて言いつつ、寿命が訪れるまでクタクタに使い込んだら、今度は見た目も可愛いコットン素材のものに切り替えようと目論んでいるんですけどね。日本でもネットで購入できるようですので、興味のある方はぜひ。
Kingsie 果物と野菜のメッシュバッグ S M L (6点セット) /Amazon
alisa セルロース・スポンジワイプ
わたしもしみじみと買ってよかったと満足しているのは、最先端のサステナブルアイテム!というよりはどちらかといえばお馴染みのキッチンアイテム、スポンジワイプ。
スポンジワイプは北欧やドイツの家庭でよく使われているフキンですが、これが使ってみるとかなり万能で、機能的。決して目立つアイテムではないのですが、我が家の快適でサステナブルなキッチン作りに一役かっています。
紙のような、布のような、はたまたスポンジのようなテクスチャーのスポンジワイプ。素材はセルロースとコットンという100%天然素材でできていて、埋めれば自然に還るし、繰り返し洗って使えるのでエコフレンドリー。
これまでであれば、忍びなくキッチンペーパーを使い捨てしていたような場面でよく活躍してくれます。吸水性が抜群で、野菜の水分を切ったり、洗ったお皿を拭いたり、台拭きとして使ったりと、キッチンでの用途は無限。濡らして軽くしぼれば、料理のときのすべり止めマットや、おしぼりとしても使えます。
乾くのが早いので、布製のフキンと比べて嫌なにおいが残りにくく、乾いたら立ててすっきり収納できるところもお気に入り。何より、デザインが色々と選べるところが良いですよね。(最近、右のホリデーバージョンを追加してみました!)
サステナブルな生活をと意気込んでみても、環境に配慮することでお手入れの手間が増えたり、かえって不便さが増してしまうものはやっぱり続かないもの。その点、スポンジワイプはお手軽、お手頃で取り入れやすいと思います。天然素材でありながら、煮沸も洗濯機もokという頑丈さも嬉しい。まだ使ったことのない人は、ぜひ一枚お気に入りの柄を探してみてくださいね。
Morejoy ケーキフォーラブ ソフトクロス 北欧 セルロース エコ / Amazoon
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