ライフスタイルブログ「oh,nocia」と「CLAIrmag(当サイト)」2つのメディアにまたがる共同連載シリーズ【ふたりの#KIBUN】。
vol. 2
oh,nociaにて掲載の今回はnocia企画/編集で、「雨も悪くないかも、と思わせてくれるモノ。」というテーマです。
スペインと日本それぞれ異なる場所から、気分もどんよりしがちな雨の日を心地よく過ごすふたりのアイデアを書きました。
我ながら?我々ながら?読むだけで軽く気分が上がる感じに仕上がっていると思います◎
ついでに下↓に「雨も悪くないかも」についてプロローグというか、ウラ語りというか、が続きます。
こちらもついでに読んでいって頂ければ嬉しいです。
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雨も悪くないかも、と思わせてくれるモノ【ふたりの#KIBUN vol.2】 oh,nocia |
それぞれが運営する「oh,nocia」と「CLAIrmag」、2つのメディアにまたがって連載しています!
雨の日、前より嫌いじゃないかも。
そういえばここ最近、前に比べて雨の日がそんなに嫌じゃなくなったかも。何ならあのしとっとしたアンニュイな雰囲気がそれはそれで好き。
学生の頃は土砂降りの中、嫌でも外に出なければならないこともあったけど、フリーランスの今はそんな事もないし、インドア派の私には、雨が家にこもるもっともな口実にもなったりして。
とはいえ、雨が嫌いじゃなくなった大きなきっかけはいつだろう?と思い返してみると、それはまだ学生の頃、フランス留学時代だった気がします。
傘をささない国に住んで
初めての海外生活で、軽くカルチャーショックを受けたフランス人の「傘ささない文化」。
フランス以外でも意外とそういう国は多いと思うのですが、雨がそれほど多くない地域だとまず傘を持ち歩く文化自体そんなにないようで。
雨が降ったら、割と土砂降りでもフードを被ってさささっと小走りするスタイルなんですよね。小雨ならなおさら気にしない。
びしょ濡れになるほどの雨でも、日本と違って一日中降り続くということが少ないからでしょうか。
雨=傘はデフォルトではないのか、と密かに驚いたのを覚えています。
世界一傘をもつ日本人
それもそのはず、日本は1人あたりの傘の所持数が世界1位。(世界平均2.4本に対して日本3.3本 : weather news調査)
日本は湿度が高く衣類が乾燥しにくいため、濡れることを嫌う人が多いのだそうです。
あとは、日本の備える文化なんかも関係しているのでしょうか?
ドイツで生まれた折り畳み傘も、日本で改良に改良がかさねられ今や超軽量コンパクト。傘を持ち歩くことがそれほどわずらわしくないのもあるのかなとも思ったり。
濡れること以外にフォーカスしてみる
まだ雨がそんなに好きじゃなかった頃、雨の日が大好きだと言うフランスの友人に、理由を尋ねたことがあります。
すると「外の景色がきれいじゃないか」とか「シトっとした空気が心地いい」とか「本が読みたくなる」と。
そこでふと気づいたのが、これまで私の頭の中には「雨=濡れる」のイコール変換しか存在していなかったということ。
雨の中外を歩けば靴に水が染み込んだり、服が濡れたり。その煩わしさばかり考えていました。
でも雨の日にしかない空気の匂いや、雨だからできること、雨だから美味しく感じるものなんかを探してみると、意外とたくさんある。
雨を必要以上に疎んでいたことに気づきました。そこから、雨が嫌いじゃなくなった気がします。
雨の日はいつもより特別な日
それからというもの雨の日は「こんな時にしかできないし」「今日は特別に」なんて言いながら、何かと理由をつけて愉しみをみつけるようにしています。
そんな中で出会ったのが、今回の連載で紹介しているもの。
nociaが紹介する「雨も悪くないかも、と思わせてくれるモノ」も、私のとはまた違った角度で、雨の日が愉しく、気分が明るくなるものです。
両方、雨の日に気分をあげるヒントとしてチェックしてもらえたら嬉しいです。
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