ライフスタイルブログ「oh,nocia」と「CLAIrmag(当サイト)」2つのメディアにまたがる共同連載シリーズ【ふたりの#KIBUN】。
vol.8
さて、今回はoh,nociaにて「あの街の偏愛スポット」をテーマに書きました。
それぞれが海外生活の中で出会った愛してやまないスポットをひとつピックアップして紹介しています。
私はフランス・ボルドーのとある場所を取り上げたので、せっかくなら同じく愛する街カナダ・トロントの偏愛スポットも語っておかなければ!
ということで、裏ではトロントのあるお気に入りの場所を紹介しようと思います。こちらは、移民カルチャーが色濃くにじむスポットです。
vol.8本編はこちらより
とりあえず本編を!という方はこちら↓
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《記事内テーマ》
・alisa「ボルドーの老舗ブラッセリー」
・nocia「旧東ベルリンのセカンドハンド倉庫」
ケンジントンの絶品タコス
私はハンバーガーとかサンドイッチとか、パンに挟む系フードはそんなに好きではないのですが、タコスだけは通りで見つけると心がふわっと踊ります。
それもこれもトロントに住んで良かったと思えることのひとつ。
文化がひしめき合う移民の国ならではの楽しみというか魅力なのですが、自分の頭の中にそれまで全くなかった多くのカルチャーに出会うことで、日々を愉しむ術が増えるのです。
今日食べるものを選ぶ時、そこに新しい選択肢が加わったり、通りを歩く時にそれまでは気づき得なかった新しい発見があったり。
そのひとつがタコスです。
中でもトロントのケンジントンマーケットにある「Seven Lives」のタコスは特別。
シーフードタコス=「Seven Lives」
トロントの数あるタコス店の中でも、シーフードを使ったメキシコ北部・バハスタイルのタコスが存分に楽しめるSeven lives。
12席ほどしかない小さな店舗はいつも多くの客で賑わっています。
どこのタコス店にも魚のタコスはあるのですが、Seven Livesには他にはないシーフードタコスがいくつかあります。
フィッシュフライのタコスに、グリルしたオクトパスのタコス、スパイシーシュリンプ・タコス。そして私の一番好きな「タコス・ゴベルナドール」!
完全に肉より魚派、いえばエビ派の私にとっては天国。
タコス本場のメキシコ人も絶賛するくらい、味も抜群です。
タコス・ゴベルナドール
タコス・ゴベルナドール(Tacos gobernador )とはエビを使ったタコス。
メキシコの漁業が盛んな地域「シナロア州」発祥で、地元のレストランシェフが知事(gobernador;ゴベルナドール)のために作ったことからそう呼ばれるようになったのだとか。
中身はグリルしたエビに、とろっと溶けたチーズ、オニオン、トマト、シラントロ(パクチー)。「エビ×グリル×チーズ」という響きだけでご飯が食べられそうなくらいたまらない組み合わせです。
お店にもよるとは思いますが、これまたソースがちょっとクリーミーで絶品。すべての具材をひとつにまとめて最高に美味しいタコスに仕上げるのです。
店内もカラフルで気分があがる
そんな、どこのタコス店にもある訳ではない「タコス・ゴベルナドール」が食べられるSeven Lives。
フードはもちろんですが、店の外観や内装もまたいい雰囲気なんです。
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どことなくカナダのカフェっぽい雰囲気と、カラフルなメキシカンレストランの雰囲気がフュージョンしていて、狭くても居心地がよく、スタンドバー風のメキシカン屋台スタイルもまた新鮮で楽しい!
それに右の壁際に座れば、明るいブルーで元気がでます。(ずっと変わらないでほしい!)
こんなご時世ですが、機会があればシーフード好き・タコス好きにはぜひ一度は味わってみてほしいSeven Livesのタコス。
あぁ、今すぐにでもUber eatsで運んできて欲しいくらいです。
そう遠くないうちに再会できますように!
Seven Lives
69 Kensington Ave, Toronto, Ontario M5T 2K2, Canada
Phone: +1 416-393-4636
Instagram @sevenlivesto
連載「ふたりの#KIBUN」vol.8の本編はこちら!
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