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最近は「体重をはからない方が痩せる」なんてよくいいますが、あれ本当なんでしょうか？
私もそれを信じてか、数字を見た時の「…。」という瞬間が嫌だからか、実際ここ5年以上、体重計にはあまり乗っていません。（カナダにいた頃なんてただの一度たりとも。）
その行き着く先は？本当にそっちの方が痩せやすいのか？
今日はそんな「体重をはからない方が痩せるのか」問題について考えてみます。
体重をはからない方が痩せる理論
体重をはからない方が痩せるといわれる理由は、大きく3つ。
1つは、筋肉と脂肪は同じ重さでも見た目が全く違うし、水分量などでも体重は変動するので数字はあてにならないというもの。
よく「正しく筋肉をつけると、体重は以前より増えたけど見た目は細くなった」という話、聞きますよね。
2つ目は、体重は1日の中でも増減するので、毎日測っても一概に太ったか痩せたかを判断するのが難しいというもの。
また3つ目に、数字を気にしすぎて不健康な痩せ方をしてしまう可能性があるというものです。
はかった方が痩せる派の意見
逆に、はかった方が痩せるといわれる理由はこんな感じ。
- 自分の体について現状を知ることができる
- 食べ過ぎかどうかの判断もしやすくなる
- 体重をはかることで、意識が高まり体型維持がしやすい
実際ここをみると、半分以上の人は体重を毎日測っているみたい。 → くらしナビ投票『体重を毎日はかる？はからない？』（外部サイト参照）
結局のところはどうなのだろう？
体重をはからなかったら起きたこと
太った。
はい、私は「はからない方が健康的に痩せられるから」と信じてやまず、長期間体重をはからずにいたら体重が増えてしまいました。体組成計で筋肉量やなんかも確認しましたが明らかに脂肪が…（言いたくない）。
といっても、無頓着に何でもかんでも食べていた訳ではないし、運動していなかった訳でもない。
体組成計の数字も絶対ではないけれど、体重を確かめてからもう一度自分の体型を確認すると、なんか納得。
そこそこ落ち込みました。
太った理由として考えられること
日本→カナダと環境の変化があったり、パートナーがいる/いないで生活スタイルが変わったりもしたので一概には言えないのですが、体重が増えた原因はおそらく、日々の小さな体型の変化に気づくのが難しかったこと。
体重計には乗らなくても、毎日鏡の前に立って暇さえあればウエストあたりを掴みながら「太くなってないか？」と確認していたはずでしたが、やはり人間の感覚には誤差があるのでしょうか。
数字で確かめていなかったために、無意識のうちにいつのまにか…というのが一番大きい気がします。
結局、はかった方がいいのか？
それから数ヶ月。最近は毎日ではありませんが、大体数日〜週に1回くらいは体重計に乗るようにしています。
すると以前より「数字」を意識するようになったからか？、幾分か見た目がすっきりしてきた気がします。体重もいくらか落ちました。
鏡で見た感じや自分の肌感覚だけではなく、数字との相関がみえるようになったのもよかったのかも。
やはり毎日は必要ないけれど、適度に自分に合った頻度で体重計には乗った方が良い気がします。
体重をはかる頻度と筋肉のこと
では体重を計る頻度はどれくらいがいいのか？
それは一人ひとりの生活スタイルや性格によっても違ってくると思いますが、個人的には数日〜1週間に1回くらいが丁度いい気がします。
1日で体型が大きく変化することはないし、食べ過ぎても48時間以内は脂肪にはならないともいう。
だったら、
↓
体重や体型の変化をチェックする
↓
またしばらく過ごして体重をはかる
↓
繰り返し
という風に、数字と見た目を見比べて分析しながら体型維持をするのが、現状も確認しつつ目標も見えてやりやすい◎
筋肉と水分のこと
その時気をつけたいのが、体重を計るときは、体組成計を使って筋肉・脂肪の量やその時の水分量も確認すること。そして、メジャーも合わせて使ってみること。
運動を続けているとしばらく経ってから筋肉量が増え体重が変わることもあるし、女性は生理前/生理中のむくみのせいで体の水分量が増えて体重が重くなることもあります。
「重さ」だけに捉われず、でも数字を意識して、見た目と比べ自分の体を分析してみる。というのがベターな気がします。
まとめ
数字を気にしすぎるのは良くないし、ダイエットにこだわりすぎるのもヘルシーじゃない。
でも適度に体重をはかれば、自分の体型をよく理解することもできるし、食生活や運動、ライフスタイルを見直すきっかけにもなる。
やはり情報収集はしつつも、日々移り変わるまわりの情報に流されすぎず、自分なりの体調管理をしていくのかは大事だなと気付きました。
年齢を重ねるごとに体型も、ベストな体型維持法も変わってくるだろうけど、その時その時のサステナブルな方法で健康に過ごしたい！
と、ここ最近体がすっきりしたことにテンションが上がって、ついさっき初挑戦のプロテインをポチってしまった夜です。