グラノーラ界の多様性。アフロポップなパッケージのStephano’s Secret Stash

stephanos secret stash pic

©︎CLAIrmag

カナダのオーガニックストアで見つけて思わず手に取ってしまったこのグラノーラ。

こんなパッケージでありながら、100%オーガニック、GMOフリー、ヴィーガン、グルテンフリー、デイリーフリーという見た目と中身のギャップが最高なグラノーラなんです。
もちろん、試してみない訳にはいかないと購入しました。

このグラノーラは「Stephano’s Secret Stash(ステファノズ・シークレット・スタッシュ)」というカナダのプライベート・ブランドです。見かけによらず、1978年からオートミールやグラノーラを作る会社の商品で、なかなか歴史もあります。

 

フレイバーも、食感も、栄養もよし


ステファノズ・シークレットのグラノーラはまずユニークなフレイバーが心くすぐる。末尾のネーミングも意識しながら、気分に合わせて選びたくなります。

私はちょっと爽やかさを求めてアップルクリスプ・ブリスにしました。普通のグラノーラより塊が大きく、ザクザクと何度も噛むのが楽しくなるグラノーラとしては最高の食感。

 =flavors=
・ヘンプ・グローリー(栄光)
・アップルクリスプ・ブリス(至福)
・メープルナッツ・ラプソディ(狂詩曲)
・ブルーベリーバニラ・ヘイズ(霞)

栄養たっぷりの材料

もちろん美味しいだけではありません。ちゃんと栄養たっぷりの材料でできていて、しかもオーガニックのタピオカシロップ、ココナッツパームシュガーで味付けされているので甘すぎず、糖質制限をしていたとしても心配なく食べられます。

《Ingredients》
( アップルクリスプ・ブリス )
・オーツ・タピオカシロップ
・ひまわり油・レーズン
・玄米クリスプ・キヌアパフ
・リンゴダイス・チアシード
・シナモンetc…

 

ヘルシーを愉しむための多様性

カナダに限らず、海外のこうしたオーガニックフードや健康食品は、パッケージや成分のバラエティが秀逸で、探索し選ぶのが楽しいんですよね。
カナダには2017年時点で作り手や加工業者も含めると5000以上のオーガニック事業があるのだとか。Canadian Organic Grower
オーガニックフードの種類も豊富な訳です。日本ももっともっと多様性のある身体や環境に優しい食品が増えたらいいなと思います。

 

グラノーラとオートミールとミューズリー

granola

さてステファノズ・シークレットのグラノーラの話をしていて、つい「オートミール(ポリッジ)、ミューズリー、グラノーラの違いって何だ?」という疑問が湧いてきたので改めて調べてみました。

オートミール(ポリッジ)

オーツ麦を脱穀し押しつぶしたもので、おかゆのようにミルクやお湯で溶かしてお好みのトッピングを加えて食べる。

ミューズリー

オーツ麦にドライフルーツやナッツを加えたスイス発祥の朝食。

グラノーラ

オーツ麦にナッツやメープルシロップなどを加え、オーブンで焼いたもの。

オートミール(ポリッジ)が1番低カロリー、それに比べるとグラノーラはカロリーも糖分もやや高めのようです。

オーツは最近健康やダイエットに良いと日本でも注目されていて、海外では朝食の定番。一日の始まりには欠かせない栄養たっぷりの万能食です。

[nlink url=”https://clairmag.com/food/editors-column-porridge-oatmeal/”]

 

ヘルシーフードにも遊び心を忘れずに

カナダにいようが、ヨーロッパにいようが、日本にいようが手軽に食べられて栄養をきちんと摂れるのが良いこれらの朝食たち。

これは秘伝のレシピでも何でもないけれど、個人的にはオートミールのトッピングとしてグラノーラをザクザクと加えて食べるのが味的にも、食感的にも、栄養面でも丁度いいのでお気に入りです。

「体にいいから、オーガニックだから」と質素で素朴なものばかりに囲まれるのではなく、時にはステファノズ・シークレットのようなパッケージの遊び心フレイバーのファンタジー精神健康的でありながらも一捻りスパイスの効いた味も楽しむヘルシーライフでありたい。そんなことを思う朝食時間でした。