スペインで暮らす私のゆるっと心地いいサステナブルライフ - ブロガー nocia

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朝はコップ1杯の水を飲む、花を飾る、芸術に触れる。

日々を心地よく暮らすためのアイデアはたくさんあるけど、生活に少しだけ地球のことを考えたアクションを取り入れるのも日々を豊かにする習慣の一つ。

今回はそんな環境や社会に配慮したサステナブル(持続可能)なライフスタイルを実践する、スペイン・マドリード在住のnociaにゆるーく語って頂きました。

ヨーロッパでの生活をきっかけにサステナブルライフに興味を持ったというnocia。先を行く海外のサステブル事情についてもお話をききました。

 

(以下nocia)

 

ゆるサステナブルが私のモットー

食べること、Netflix、アート、旅、色んな事が好きな私ですが、数年前から興味を持っているのがサステナブルなライフスタイルについて。

というのも、2016年から約2年間ベルリンで暮らしていた時期に「エコ」を意識するようになり、その延長で少しずつサステナブルライフに興味を抱くようになった、という感じです。

ですがかっちりとエコルールを設けて頑張るといったことはせずに無理なくゆる~くが私のモットー。楽しさと心地よさを感じられる私なりのサステナブルライフでいいよね!と肩の力を抜いています。

 

思わず楽しくなるスペインのサステナブル事情

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スペインで生活し始めて驚いたのが、エコロジカルな食品が手軽に見つけられること。

スペースの大きさに差はあるものの、私がいつも利用する3つのスーパーには、それぞれエコロジカルエリアが設けられていて、コーヒー、はちみつ、調味料、パスタ、チーズ、ワイン、乳製品などなど様々なエコフードがあります。

何といっても選択肢が豊富で嬉しい!

あるスーパーでは、果物などを入れるのに使うビニールやレジ袋(有料)に、野菜を原料にしたバイオプラスチックを導入しています。

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そもそもパッケージなどのプラスチックを減らすために、自分で容器を持参できる量り売り専門店もあるし

サステナブルモデルのレストラン、アイスクリームショップ、工場や市場の跡地を再利用したアート施設などもあって、ユニークなアイデアに心惹かれ、思わず利用してみたくなります。

 

私が感じたヨーロッパの人たちのエコ意識

私がヨーロッパの人たちを見ていて感じるのは、「企業や商品の向こう側」にある事柄ついての意識が高いこと。

この商品は環境に配慮してあるか、作り手である労働者に配慮しているか、この企業はどんな社会貢献をしているのか、などに関心を持つ人が多いからか、企業も「サステナブルな取り組みとしてこんなことしています!」「こんな素材で環境に配慮してます!」とPRしているのが目立つ気がします。

ゆるっとサステナブルなライフスタイルの実践法

日々マドリードで暮らす中で取り入れているサステナブルなアクションはいろいろあります。「無理せず、楽しく」を心がけているので、どれも気軽にできることばかり。

ローカルマーケットで野菜や果物を調達

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スペインでは至る所で昔ながらの屋内マーケットや週末マーケットが開催されていて、私もよく通っています。一番近所だと自宅フラットの目の前にあるので。笑

そうしたマーケットでは地元周辺で栽培された新鮮かつエコなローカル野菜・果物が手に入るし、エネルギッシュな雰囲気や店員さんとの会話も楽しめるのが魅力。

マイバッグ・マイカップ

私自身がトートバッグLoverということもあって、ベルリンに住んでいた時からの常にマイバッグを持ち歩くのが習慣になっています。

あと平日は自宅で仕事をするので使う機会は少ないですが、週末外出する際はマイカップを持参することも。

現在使っているのは45年前に購入したサーモスとエスター・キムのコラボマグで、機能性とデザインの両方気に入ってます。

マイバッグもマイカップも、日本でもおなじみのエコアクションですよね。

真新しいことではないですが、好きなデザインを見つけて楽しみながら行動できると気分がいいし、それが地球のためにもなる。その循環が「サステナブル」ということかなと思います。

サランラップの代わりに2つのエコグッズを

使い捨てのラップってプラスチックの無駄が多いですよね。そこでフードコンテナの他にみつろうでできたフードラップ(bee’s wax wrap)や、スタッシャーシリコンバッグを使い始めました。今ではサランラップを使う機会がほとんどなくなりました。

面倒な時は料理の入った深皿に平らなお皿を重ねて蓋代わりにすればOKとしてます(笑)これだとニオイ移りもないし。

ちなみに、みつろうラップは可愛い柄のデザインがたくさんあって選ぶのも楽しいですよ〜!

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紙ナプキンをやめて布ナプキンに

去年の夏から紙ナプキンをやめて布ナプキンを使うようになりました。

これは私の体質的なこともあって紙ナプキンにストレスを感じていたのも理由ですが、ゴミが出ないことや、洗う工程でそれほど水を使わないなど環境へのやさしさが気に入ってます。

デザインも豊富で好きなものを選べるのも◎。

サーチエンジンを「Ecosia」に

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ブログでも紹介しているベルリン発の検索エンジンEcosia(エコシア)は去年の夏から使っているもの。

普段何気なく行うウェブ検索が植林プロジェクトのサポートに繋がるという、誰もが手軽に行えるサステナブルな取り組み。僅かながら「自分も参加してる!」と思える心地よさが嬉しかったりします。

Oh,nociaベルリン発のサステナブルな検索エンジン「Ecosia(エコシア)」のすすめ

逆に諦めていること

無理なくゆる~くという私のモットー通り、「出来る範囲で行動すること」を基本としています。

サステナブル」の言葉にとらわれすぎてストレスを感じてしまうのは本末転倒だし、心地よさを失うのも嫌。なので、無理するくらいなら諦めることも大事かな~と思っています。

例えば、布ナプキンに変えたとはいっても「仕事が忙しく生理で体調も悪い」なんて時は少々ごみがでようが使い捨ての生理用品を使います。できる時もあれば、出来ない時もある。きっとそれで良いはず!

 

わたしのサステナブルライフのおとも

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私のサステナブルライフのおともといえば、一番はエコバッグとして使っているトートバッグ。

どれだけ意味のある物・行動かというよりも、「自分が楽しみながら心地よく使えるアイテムを」と考えた時に、真っ先に思い浮かぶのが自分の「好き」とサステナブルを無意識に両立できるトートバッグの存在です。

ロンドンのギャラリーや美術館で購入したもの、デンマークのお店で購入したもの、それぞれに思い出があってデザインもお気に入り。

今もこれからも変わらず私のサステナブルライフに欠かせない一番のおともであってくれるはず。

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この記事を書いた人

ブロガー / CLAIrmagライター 大学時代にロンドンへ留学。
帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。
その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中
ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。

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