Netflix中毒の私は、「時間がある時にみたいな~」と、マイリストに入れていた作品の中からじっくり悩んでピックアップし、時間を忘れて一気観するのが日々の習慣であり楽しみとなっています。
そんな私が最近ハマっているのが、デンマークのコメディドラマ『 リタ 』。とっても面白い作品なので、今日はそのお話を。
リタ という一人の教師、母親を取り巻くストーリー
この作品はもともとデンマークのテレビ2で放送されていたシリーズで、好評だった作品にNETFLIXが制作費を投じるかたちで、続編の放送・配信が決定したのだそう。
テレビドラマの続編制作にNETFLIXに関わるなんて、考えてみたら凄い話。
ドラマの舞台はデンマークの小さな学校で、主人公はユニークで意思の強い女性教師リタ。チェックのネルシャツに革ジャン、ぴたっとしたジーンズに身を包み、学校の外でスパスパとタバコをふかす彼女。
一見、理想の教師像とかけ離れているように思えるけれど、いざ生徒と向き合う姿には教師として、一人の人間としての熱い情熱が感じられるのです。
しかし、性にオープンなリタは職場や私生活でトラブルも多々。「カッコいい!」と思った次の瞬間にそれか...と、彼女の行動に驚いたり笑ったり。
また、私生活では3人の子供をもつシングルマザーのリタ。彼女の性格や言動から子供を傷つけてしまったりぶつかることも多く、母親としてはどこか自信がないところが教師としての姿と正反対。
そんなリタという人間に、いつのまにか自然と惹き込まれている自分がいます。(彼女の言動に共感できないこともあるけど)
教育・家庭・社会...考えさせられる要素が豊富
「コメディドラマ」とカテゴライズされていますが、個人的には観る人に訴えかけるドラマだと感じます。
リタが直面する学校での教育問題、家族の在り方や生徒が抱える家庭問題、現代社会ならではの光景...エピソードごとに気付かされること、考えさせられる要素がたくさん。単にストーリーが面白いだけでなく、そうした部分もまたこの作品の魅力だと思っています。
私はここ数日でシーズン3まで一気観してしまったので、残すはシーズン4のみ。“早く続きがみたいけど、まだまだ終わって欲しくない!“と葛藤しつつ、きっとこのシーズンも一気観してしまうはず。最終章にどんなストーリーが待っているのか、じっくり楽しみたいと思います。
気になった方はぜひチェックしてみて下さいね!