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サクッとサステナトーク vol.1
》エコフレンドリーなことやサステナビリティについてサクッと話すシリーズ
今日は「クルエルティフリー」について。
最近メイクアップコスメやスキンケアグッズで見かける「クルエルティフリー」って実際のところどんなもの?
ヴィーガンとはまた違うの?という、成分にこだわったコスメ選びをする人なら誰しも一度は持つであろうこの疑問を解決します。
クルエルティフリーとは
クルエルティフリーとは、医薬品やコスメ、スキンケア製品などの開発や、つくる過程で「動物実験を行なっていない」ということ。
化粧品などをつくる過程では、使用する成分が人にとって安全かどうかを確かめるため、ウサギやラットを使った実験が数多く行われています。
この安全性を確かめるための実験は実際のところ、動物の自由を奪ったり、傷つけたりと、痛みを伴う「cruel=残酷な」ものであることから、動物実験を禁止しようという動きが世界で広まっているのです。
世界のクルエルティフリー事情
●ヨーロッパでは、2013年から化粧品の動物実験が禁止に。動物実験された製品を販売することも禁止されています。
●それに習うように、今ではニュージーランド、イスラエル、ブラジル、台湾などでも動物実験を禁止。
●アメリカ・カリフォルニア州では2020年1月より動物実験を行った化粧品の輸入や販売が禁止。
●日本では、自主的に動物実験をやめたブランドもいくつかありますが、まだ法律では禁止されていません。
カナダに住んでいたこともあり?、個人的にはアメリカやオーストラリア製のコスメ・スキンケアグッズでよくクルエルティフリーのウサギマークを見かける気がします。
クルエルティフリーのマーク
クルエルティフリーは「つくる過程」のことなので、わたしたちにはどうしても見えない部分。だからこそブランド側には、きちんとつくる過程をクリアにしていてほしい。
クルエルティフリーのコスメやスキンケアグッズを選ぶときには、パッケージにあるこんなマークをチェックしましょう。
(←画像左から)
Leaping Bunny(アメリカ・カナダ)
IHTK(ドイツ)
PETA(アメリカ)
The Vegan Society(イギリス)など
ヴィーガンとクルエルティフリーの違い
ヴィーガンとクルエルティフリーはどちらも「動物保護のため」という点は同じだけれど、“何が、動物に対してやさしいのか“という点が違う。
Vegan
動物由来の「材料・成分」が入っていないもののことで、つくる過程よりも、成分に対していいます。
→動物実験をしていたとしても、成分に動物由来のモノが入っていなければヴィーガンといえる。
Cruelty free
製品が「つくる過程」で動物実験されていないということ。
製品そのものよりもプロセスのことを指します。
→ハニー、ビーズワックス、コラーゲン、アルブミンなど、ヴィーガンじゃない成分が入っていても、動物実験されてなければその製品はクルエルティフリー。
動物にとことんやさしくなりたいなら
ヴィーガン=その製品がアニマルフレンドリー
クルエルティフリー=その製品がつくられた過程がアニマルフレンドリー
つまり、自分が使うコスメやスキンケアグッズで動物を傷つける可能性をできるだけなくして、動物にとことんやさしくなりたいなら、ヴィーガン+クルエルティフリー両方クリアしているものを選ぶこと。
クルエルティフリー、ヴィーガンはエコフレンドリー?
ヴィーガン、クルエルティフリーの製品は必ずしもクリーン、エコ、ナチュラルではありません。
とはいっても、クルエルティフリー・ヴィーガンプロダクトをつくるブランドは、環境にも配慮してナチュラルな成分を使っていたり、梱包に気をつかっていたりもする。
でも普通にケミカルな材料を使っても、プラスチックボトルに入っていてもクルエルティフリーはクルエルティフリー。
何を重視して選ぶかは、やっぱり自分の基準を持つことが大切です。
クルエルティフリーのブランド探し
日本ではまだまだこれからだけど、海外ブランドなどを含むとクルエルティフリーコスメを探すのはそんなに大変じゃない。
とくにオーガニック系のブランドやヴィーガンブランドは、クルエルティにも配慮しているところが多いので見つけやすいです。
日本で手軽に手に入るブランドでは、
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などがクルエルティフリー。
私は手っ取り早く探したい時は、iHerbをよくチェックしています。
今持っているコスメ・スキンケアグッズは、何%くらいが動物に配慮したもの?
自分を美しくみせるためのコスメなのだから、どうせなら背景もクリーンな方がいい。次にコスメを選ぶときは、パッケージを裏返してクルエルティフリーチェックをしてみよう◎