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適度に手を抜き、簡単お手軽にできるヴィーガンレシピを紹介するシリーズ。#3
手の込んだ料理は苦手なので、そんな私でもそれなりに楽しめるヴィーガンレシピを集めて、「これはいい!」とレパートリー化したものを紹介しています。 今回は東欧料理「ピエロギ」に挑戦してみました。 ピエロギといえば、餃子のような東ヨーロッパの伝統料理。普段とは少し違ったオリエンタルな味が魅力です。 家でごはんを食べる機会が多くなり、マンネリ化する食卓に新しい風を!という人。(私も同じです。) このレシピでおうちの食卓からサッとポーランドあたりへショートトリップしてみましょう。 ピエロギは東ヨーロッパで広く親しまれている料理。ロシアやバルト諸国、ウクライナ、ポーランド、ハンガリーまで様々な国で食べられます。私が初めて口にしたのも、旅中のハンガリーでした。 包むものによって食事にもデザートにもなるピエロギ。食べられる国、家庭によってもレシピにはかなりのバリエーションがあるようです。 見た目はまさに餃子のような形。中にジャムやお肉を包んで、焼いたり茹でたりします。 ハンガリーではデレイェ (derelye)と呼ばれ、結婚式などのお祝い事でも出される料理なのだとか。 カナダを旅するヴィーガンレシピ Canadian Vegan Recipes (veggy Books) とはいうものの、今回私が参考にしたのは、『カナダを旅するヴィーガンレシピ』という日系カナダ人料理家キャロライン・イシイさんのレシピ本。 え、ピエロギって東ヨーロッパの料理じゃないの?と思われそうですが、18〜19世紀にポーランドやウクライナなど中・東欧の移民から伝わったピエロギはカナダでも良く親しまれているようです。 実際、私もよくトロントのスーパーで冷凍のピエロギを見かけていました。 そこで『カナダを旅するヴィーガンレシピ』を参考に、ハンガリーで食べたピエロギを思い出しながら、自分なりの材料、作り方でピエロギ作ってみました。 米粉でできた餃子の皮を使ってグルテンフリーに、ボリュームをプラスするためにソイミートを加えたピエロギのレシピです。 ・ザワークラウト300g 《作り方》 1. ソイミートを水で戻し、塩胡椒をふって炒めておく。 3.中央に-*の具をのせて餃子の皮のふちを濡らし、フォークで型取りながら閉じる。 4. フライパン中火で軽く焼き目をつけたら、水を少し加えて蒸し焼きに。 → ピエロギはお湯で茹でるのが一般的ですが、餃子の皮は薄めなので蒸し焼きがgood。 5. 下記の材料をすべて混ぜ合わせてヴィーガンサワークリームを作り、上からかける。 》ガーニッシュをのせて出来上がり ザワークラウトの酸味とソイミートの食感、そして米粉の皮の薄くてモチっとした感じがベストマッチなこちらのピエロギレシピ。 今回紹介したのはザワークラウトの風味を生かしてシンプルな味付けですが、調味料や具材を変えると色々なアレンジができます。 カレー粉を入れてエスニックに、ガーリックをプラスして風味を豊かに、チーズをプラスetc… 自分なりのレシピを見つけてみるのも楽しいです。 ピエロギとは
カナダでも親しまれるピエロギ
グルテンフリー、ヴィーガンのザワークラウト・ピエロギ
・米粉の餃子の皮 20枚
・ソイミート 30g
・ガーニッシュ
(ネギ、カイワレ、豆苗など) 適量
2. ザワークラウトの水分をよく絞り、味付けしたソイミートと混ぜる。-*
・豆乳ヨーグルト 70g
・ワインビネガー 大さじ1
・塩 適量
・粗挽きブラックペッパー 適量オリエンタルな酸味がgood
いつもの食事のマンネリ化回避に、ぜひ試してみてください◎