旅ロスなのでしょうか。
それともこのレトロなカラーに惹かれたのでしょうか。
ふと立ち寄ったスーパーで思わず手にとった、シンガポールのお菓子ブランド「ミスケイト」のビスケット。
高級とか絶品!とかではなく、どこかほっこり懐かしい素朴なお菓子なのですが、何だかいつもと変わらない平日の午後がとっても満たされた気持ちに。
一度だけ訪れたことのあるシンガポール談義にも花が咲きました。
Miss Kateのビスケット
シンガポールで製造されているMiss Kateのビスケットシリーズは、国際食品展でも人気の商品らしく、金メダルほか数々の賞を獲得しているようです。
蒸し暑くなってきた6月後半だからか、私が訪れたスーパーでは「レモンクリームサンド」「ココナッツクランチビスケット」「バナナクリームサンド」と爽やかな3種類のフレイバーの取り扱いでした。
ココナッツとレモンクリーム
箱を開けると、海外のお菓子らしいシンプルで簡素なパッケージ。銀色の包み袋の中にずらっとビスケットが並んでいて、食べ過ぎ注意のタイプです。
ココナッツクランチビスケット
これは、そう!日本国民お馴染みの白地に茶色のパッケージ『ココナッツサブレ』を思い出しますよね。
表面にシュガーコートではなくつぶつぶの粒砂糖がトッピングされていて、食感は日本のより少しザクッとしたビスケット。
素朴ですが香ばしくて、次から次に手が伸びてしまいます。
このクラッカーのような凸凹の表面と黄色い色がザクッと軽い食感を際立てている感じ。
バニラアイスなどをトッピングしても美味しそうだし、コーヒーによく合います。
レモンクリームサンドビスケット
こちらはティータイムに合いそうな、爽やかなレモンクリームがはさまった丸〜いビスケットです。
クリームのレモン色がなんともレトロで涼しく、丁度今みたいな時期の午後のおやつにぴったり。
こちらも素朴な風味で、サクッとビスケットをかじるとほーんのりレモンクリームが香ります。
特別ではないけれど、なぜか手が進む。
シンガポールカラー?
シンガポールというと、TVや雑誌ではよくマリーナベイサンズ辺りのラグジュアリーで近代的な風景を見かけることが多いのですが、私はなぜかマレーシア由来のプラナカンの街の印象が強く残っています。
シンガポールを訪れた際、華僑系のストリートに、プラナカン地区、リトルインディア、イスラム教のムスクetc…と多種多様な文化が混在する姿を見たからでしょうか。
この何でもない素朴なビスケットに惹かれてしまったのも、このプラナカンカラーを頭の中で連想したからかもしれません。
エスニックでもあり、洗練され近代的でもあるシンガポールの風をほーんの少しだけ感じられたような気がして、とても心地よい午後でした。
他の味も
Miss Kate のビスケットは他にも色々なフレイバーのビスケットがあるみたい。
・カスタードクリームビスケット
・アソートビスケット
・チョコレートウエハース
・レーズンビスケット
・オレンジクリームビスケット etc…
オンラインを探してみましたが、今のところオンラインはほとんど卸売りだけのよう。
近所のスーパーなんかで見つけられたらラッキーかも!
少し珍しいフレイバーもあるので、ぜひぜひ手に取ってみてください。
あわせて読みたい!》
https://clairmag.com/food/kaya-jam/
https://clairmag.com/culture/travel/oneweek-multicultural-city-six/