適度に手を抜き、簡単お手軽にできるヴィーガンレシピを紹介するシリーズ。#2
手の込んだ料理は苦手なので、そんな私でもそれなりに楽しめるヴィーガンレシピを集めて、「これはいい!」とレパートリー化したものを紹介しています。
今回はお手軽ヴィーガンチーズとスイカのサマーサラダです。
今にも雨が降りそうな空模様。そんな時は心と体も天気に引っ張られて、どうもすっきりしない。そんな人、多いのではないでしょうか。
私もここ最近、雨予報の日はどこか煮詰まってしまい、頭の中がむくんでいるようにパンパン。
そんな時はやはり、季節のものを食べて栄養をつけるのが一番です。自然のバランスとは不思議なもので、旬の食べ物はちょうどその時、私たちの体に必要な栄養を補うようにできています。天気には逆らえないと諦めてゆっくり過ごすのもいいけれど、どうにかぱっと気が晴れる術を見つけたい。
そこでこれからが旬のスイカと、お手軽(程よく手抜き)な豆腐のヴィーガンフェタチーズを使って、サマーサラダを作ってみました。ヴィーガンチーズについてもちょこっと紹介します。
豆腐でつくるヴィーガンフェタチーズ
まずはヴィーガンチーズから。今回つくるヴィーガンチーズは豆腐を使ってお手軽に行きます。
ヴィーガンチーズのキホン
ヴィーガンや乳製品アレルギーの人でも気軽に食べられるヴィーガンチーズは、主に豆類やナッツ類から作られ100%植物性。動物性の乳製品は一切使用していません。
基本的な作り方は動物性チーズと似ていて、まず豆乳やアーモンドミルクを分離し、水切りした固形の部分にチーズの発酵風味をつけるのが主流。
ただチーズにもゴーダ、パルメザン、マスカルポーネと色んな種類があるし、フレイバーも様々なので、ヴィーガンチーズは材料もレシピも多種多様です。
でん粉や白玉粉で粘りをつけるものや、分離した後にオーブンで焼き乾燥させるものなど、国内外に色々な種類のヴィーガンチーズレシピがあります。
ヴィーガンフェタチーズの作り方
そんな中、今回つくるヴィーガンチーズはグリークサラダでお馴染み、ライトでオリーブオイルなどとの相性が抜群のフェタ。低気圧の時にはあれこれ作業するのは疲れるので、分離する作業を省いて豆腐で簡単に作ります。
豆腐のフェタチーズは、よりソフトでさっぱりとした仕上がり。少し柔らかめなのも、またスイカとよく馴染むのでOKです。
・木綿豆腐 1丁
・塩 適量
・ガーリックパウダー お好みで
・お酢や麹など発酵風味がつけられるもの 少々
(ピクルスのお酢やザワークラウトの漬けこみ液などでもgood!)
《作り方》
1.豆腐を半分に切ってたっぷりと塩をすり込み、キッチンペーパーで包む。
2.お皿などで挟み、上から重石をして一晩ねかせ、固くなるまでしっかりと水切りをする。
3.水が抜けて平たくなった豆腐にお酢、ピクルスの漬け込み液などをほんの少しまとわせ置いておく。(発酵の風味をプラス。ここはオプションなのでやらなくても大丈夫。)
*水っぽくならないように注意
4.ヘラやフォークなどで潰して、ポロポロにしたらできあがり
ヴィーガンフェタチーズとスイカのサマーサラダ
さて、旬の食べ物はその時の私たちの体に必要な栄養を補うと言いましたが、スイカは90%以上が水分でできていて体の余分な熱を冷ましてくれる働きがあります。
またスイカにはカリウムも含まれているので、余分な水分を体の外へ排出してくれます。まさに蒸しっと暑く体がむくみやすいこの時期にぴったり。
目にも涼しげなスイカのサマーサラダは、混ぜ合わせるだけでさくっと作れて、頭をすっきりクールダウンしてくれるはず。
・スイカ 1/4 (中サイズ)
・豆腐フェタチーズ 半丁分
・フレッシュディル お好みで
*バジルやパセリでもgood
*ドレッシング
・オリーブオイル 大さじ1
・ブラックペッパー 適量
・レモン汁 小さじ1
・塩 お好みで
《作り方》
*オリーブオイルとレモン汁、ブラックペッパーを混ぜ合わせドレッシングを作っておく
1. スイカをキューブ状に切る
2. 豆腐フェタチーズを加え、混ぜ合わせる
3. *で作ったドレッシングでマリネする。
4. 上からバジルやディルをトッピングしてできあがり
天気とともに何だか気分が晴れない、仕事も進まない。そんな時はぜひ体も心もすっきりリフレッシュするサマーサラダをお試しあれ!
お手軽なヴィーガンフェタチーズもぜひ。